KYOSEN.COM
HOME ネットショッピング 海外ショップ情報 巨泉の歴史図鑑 ワイン好きクラブ お問い合わせ
巨泉のワインコラム ワインは毎日楽しむ、楽しめるもの。巨泉流ワインライフを紹介いたします。

ワインはもっと手軽に。

知識はもとより、世界を歩き、実際にその土地で、その国々の料理とともにワインを味わってきたからこそ言える!!頭でっかちな知識だけのワイン論とは一味違う、そんな実践ワインコラムを皆様にお届けいたします。

前のページ 1 2 3 4 5 次のページ

日本人は、『あの人は有段者である』とか、『この人は免許を持っている』というように肩書きを重要視する風潮があるような気がします。ワインの場合も、“ソムリエ”の資格を取ったというだけで話題になったりします。当然、どこか有名なレストランなどで働くとなれば、自分のスキルをアピールする手段として資格も必要になるでしょう。しかしながら、 “ソムリエ”の資格を取ることがワインを楽しむ事に繋がるかは疑問です。資格を取ったり、知識をつけすぎることは場合によっては頭でっかちになりすぎ、楽しみを奪う事もあるからです。

ワインはもっと手軽に

ボクは、年も年ですから(笑)、日本ではワインの“ワ”の字も言われなかったころ、そう、1960年代から40年以上ワインを愛好し飲み続けて来ました。だからといって、“ソムリエ”の資格を取ろうと思ったことはありません。ワインの基本さえ習得していれば、あとは頭でっかちになる必要は無いんじゃないか?と思っています(でももちろんソムリエの方は尊重していますよ!)。

例えば、1978年のブルゴーニュが一番良いとか、最近で言えば2000年のボルドーは大変出来が良いとかワイン愛好家の間では言われていますが、そういったワインを毎日、もしくは習慣として飲み続けることは億万長者でもない限りできないんですね。ワインというのは西洋人が作り出した偉大な文化で、高価なものを飲むのもひとつの楽しみです。でも一番大事な事は日常の習慣として気軽に楽しむ事だと思います。となると、1本何万円もするものは無理です。せいぜい、2千円〜3千円ぐらいが限界ではないでしょうか。

でも、頭でっかちになってしまったワイン愛好家の方たちは、1本何万円から何十万円、うっかりすれば何百万円単位のワインのことを知ってはいても、2千円前後のワインで何がおいしいのか知っているひとはなかなか見かけません。とにかく、フランスのボルドーやブルゴーニュ、イタリア、カリフォルニアなどの、高級ワインの知識に偏っているケースが多いのです。

ぼくは、そういうのは一部の好事家やいわゆるプロに任せておいたらいいと思います。それよりも、一般のワインの愛好家は手近なものでおいしいワインを探す、手に入れる方法を考える、いいワインを見分ける、特徴を覚えるといったことが先になると思います。

前のページ 1 2 3 4 5 次のページ