
ワインはもっと手軽に。
勉強で一番欠かせないのは、ワインの種類を覚えること。その種類のワインが、どういうものが優れているのか。また、優れている、優れていないに関わらず、自分のワインのテイストというものを、どこまでエスタブリッシュ(Establish確立)するかということだと思います。
例を挙げてみましょう。白ワインで有名なものには「シャルドネ(Chardonnay)」や「ソビニオン・ブラン(Sauvignon Blanc)」それから「セミヨン」というものがあります。この中でも「シャルドネ」といえば、どちらかというと“リッチ”で“フルーティ”、多少酸味がありつつ甘みがあります。代表はブルゴーニュですね。これはもちろん一番有名な白ワインではあるのですが、逆に今言った要素のうち甘みだけが突出してしまったり、酸味が出すぎてしまったり、そういうバランス的に悪いものもあります。一方、「ソビニオン・ブラン」は、“フルーティ”さや“香り”、“甘み”といったものでは「シャルドネ」には到底及びませんが、非常にドライでサッパリとした味という点では優れています。今やニュージーランドがNo.1でしょう。
あと、最近人気のある白ワインですと「ビオニエ(Viognier)」と「ピノグリス(Pinot Gris)」(フランスでは“ピノグリ”イタリア語では“ピノグリジオ”(Pino Grigio)といいます)という2種類があります。ボクは「ピノグリス」をあまりお勧めしません。というのも、甘くなりすぎるのです。もちろん、ドイツ系のワインとか、リースリング(Reisling)、セミヨン(Semillion)種など、甘い系のワインが好きな人は構わないのですが、ボクはどっちかというと”ドライ“な白ワインが好きなので、その手のものは避けます。ただ、実によく出来た“ピノグリ‘は、適当な甘みと渋みが絶妙のバランスで含まれており、これはカキなどの貝類と一緒に飲むのに大変良いワインです。それから、最後に「ビオニエ」というワインは、基本的にフランス国外に出たことの無いワインだったのですが、近年になって遂に!!流出しました(笑)。今は、オーストラリア・ニュージーランド・アメリカそしてカナダなどで、かなり良い「ビオニエ」が飲めます。特に、オーストラリアにある“ヤランバ”(Yallumba)という、古いワイナリーで作っている「ビオニエ」は安くてとてもおいしいです。一番新しい2006年、2007年のものなら1本千円で買えます。ボクがオーストラリアにいるときはダースで買ってきて、更に$9ぐらいに値切って、毎日飲むワインとして愛飲しています。
このような知識を身につけることをお勧めします。
赤ワインは少しだけ複雑です。一番軽い赤ワインは「ピノ・ノワール(Pinot Noir)」です。基本的にフランスのブルゴーニュのワインは全部「ピノ・ノワール」です。高級ワインで有名な“ロマネ・コンティ”もこの「ピノ・ノワール」種になります。1本千円のものから、1本100万円級の“ロマネ・コンティ”などの高級ワインに至るまで、ブルゴーニュ系のワイン(英語で言うとバーガンディ(Burgundy)系)はすべてこのブドウから出来ています。
「ピノ・ノワール」の良さといえば、“酸味”です。この“酸味”と“軽さ”がうまく出来ていれば、魚でも肉でも美味しく楽しめます。「ピノ・ノワール」の一番の強みは両刀使いと言えるでしょう。あまりにもコッテリした肉なんかは、ちょっと合わないかも知れませんが、ほとんどの肉、牛肉や鹿・豚・チキンなどに、またほとんどの魚に合うというのが、最大の良さです。
この「ピノ・ノワール」から更に絞るならば、今世界で一番人気があり、値段から言ってもお勧めはニュージーランドのワインだと思います。正直、3年前から比べれば少し高くなりましたが、それでもブルゴーニュのワインに比べれば、まだまだ手頃ですし、ボクはニュージーランドの「ピノ・ノワール」は強力にお勧めします。
「ピノ・ノワール」種のワインは、バーガンディという場所からも分かるとおり、少し寒め・寒いというイメージのある場所のほうが良いです。この「ピノ・ノワール」の対極が「シラーズ」です。これは、フランスボルドーのワインのほとんどに入っています。
